外壁塗装の予算がなくてもやってはいけないこととは?
2023.05.01
一般的な外壁塗装の耐用年数は10年から20年程度と言われています。
新築で耐用性に優れたものであれば20年以上持つものもありますが、通常は10年を目途に工事が必要となります。
外壁塗装の相場は足場の設置から下地処理などの工程など全てを含めると80万円から100万円を超えるケースもあります。
決して気軽にできるものではなく、出来る限り安く済ませたいと考える人も少なくないでしょう。
とは言え、たとえ予算を低く抑えたいとしても外壁塗装において絶対にやってはいけないとされていることも多くあります。
この記事ではそうした予算がなくてもやってはいけないことについて解説します。
外壁塗装をご検討中の方は、ぜひご覧ください(^^)/
塗料のグレードを下げる
現在、外壁塗装の塗料には大きくわけて以下のような種類があります。
・アクリル系 ・ウレタン系 ・シリコン系 ・フッ素系樹脂 など |
この中で一番安いアクリル系塗料は1平方メートルあたり1,000~2,000円。
最も高いフッ素系樹脂塗料で3,000~5,000円程度の相場となっており、一見するとアクリル系がお得に見えます。
しかし、これらは耐用年数にも大きな違いがあり、アクリル系であれば3年から8年程度。
フッ素系樹脂ならば12年から20年程度とされています。
耐用年数には倍以上の違いがあり、さらに見た目や機能についても差があります。
塗料の劣化が早いほど、ひび割れや雨漏りなどの心配も出てきます。
また、耐用年数が短ければそれだけ工事の頻度も増えます。
そのたびに業者を探したり足場を組むなどの工事費がかかることを考えると、高機能の塗料を使ってしっかりと工事をしてもらった方が、長い目で見るとお得ということになるのです。
格安業者に依頼する
外壁塗装を行う業者には様々なものがあり、中には相場よりもはるかに安い価格で工事を請け負うと宣伝している格安業者も存在しています。
例えば総額で80万円程度の工事を40万円でできると宣伝している業者もあります。
こうしたところに工事を依頼して、満足のいく結果になることはまずありません。
元々の外壁塗装自体の相場が高めであるため、安いに越したことはないように感じてしまいます。
しかし、相場価格というのは多くの優良な業者が長年企業努力をして築き上げてきた適正なものです。
そうした適正価格からさらに価格を下げるとなれば、以下のようなことが起こる可能性が高くなります。
・人件費や足場のレンタル費用を安くするために工期を無理に短縮させる ・塗料を薄めて使う ・業務用のものではない安い機材で雑に仕上げる |
これらの結果、酷い仕上がりになってしまったり、後で欠陥が発覚したり、長く塗装が持たないなどといった問題が起こる恐れがあります。
つまり、結局は余計に費用が掛かってしまうことになります。
格安を謳うすべての業者が必ずしも悪質とは限りません。
ただ、相場よりも安い価格でできてしまうということには、相応の理由があるということは踏まえておく必要があるでしょう。
必要な工程を省く
外壁塗装の工事は、まず劣化した塗装をはがす高圧洗浄から始まり、下地処理、養生、下塗りなどのいくつもの工程があります。
これらは新しい塗料を定着させ、きれいな仕上がりや長年持たせるために必要なものです。
優良な業者であれば必ずしっかりと作業していることです。
しかし、見た目を一見綺麗にするだけならば省略が可能なものでもあり、少なくとも完成直後にはこれらの工程を抜いても大きな違いは素人目にはわかりません。
ですが、安く上がるからと言ってこれらを省いてしまえば数年で塗装が剥がれてきてしまい、後悔することになるでしょう。
業者によっては、「安くしたいなら」と工程の省略を持ちかけてくることもあります。
それは結果として損をしてしまうことなので、必要な工程は省かないようにしましょう。
相見積もりで値切る
相見積もりとは、同じ工事について複数の業者に見積もりを出してもらい比較をすることを言います。
自動車の購入などで同じ経験をした方もいらっしゃるかもしれません。
自動車の購入ならば別のカーディーラーの見積もりを引き合いにさらなる値引き交渉をするというのも一般的です。
しかし、外壁塗装においてこうした行為はマナー違反となります。
すでに完成している自動車のような商品とは違い、外壁塗装にはいくつかの工程と塗料の選択によって適正な相場があります。
業者はその範囲内でできるだけ良い仕事をしてくれようとしています。
そこでさらに無理な値引きを要求してしまうと、やはり塗料のグレードを下げるか、必要な工程を省くしかなくなってしまいます。
これから工事をお願いする業者との関係も悪化してしまうため、しっかりとした仕事をしてもらうには無理な値切りは控えるべきです。
部分的な補修だけで済ませてしまう
通常、外壁に劣化が見られたとしても、全体が一気に剥がれてきてしまうというようなことはありません。
普通は部分的な劣化から現れ始めるので、一見するとそこだけ補修すればいいように思えてしまうこともあります。
また、屋根ならば屋根だけ、あるいは壁だけ、コーキングだけならばその時点での予算は安くなります。
経済的な面を考えると思わず選択してしまいがちですが、これも結果的には損をしてしまうことになります。
外壁の耐用年数は多くの場合、家全体で同時期に訪れます。
仮に劣化が見えるのは一部であっても実際には全体が耐用年数的にはギリギリになっていることがほとんどです。
また、外壁塗装の工事の際には足場を組む必要があり、これが一度の工事で20万円から25万円ほどかかります。
屋根、壁が同時の工事であれば足場の設置も一度で済みますが、それぞれ別の時期に工事するとなれば、その工事のたびに足場代が必要となってしまいます。
この違いは大きく、結局は全部の工事が必要となるので、一度で済ませてしまった方が結果的には安上がりになるのです。
急かされても焦って契約をしない
悪質な業者の中には、あたかも時間制限があるかのように急かして契約を迫ってくる者もいます。
雨漏りなどの危険性を煽ったり、期間限定のキャンペーンと称して契約内容をきちんと把握させる前に契約を結ぼうとしてくるのです。
しかし、外壁塗装を大幅に安くするにはどこかで手抜きをするしかありません。
また、外壁が劣化するとしてもその進行は緩やかで、ある日いきなり家が危険な状態になるということもありません。
こちらを焦らせて冷静な判断力を奪うことで、不利な契約を結ばせることが悪質な業者の目的なのです。
真っ当な業者であれば依頼主との信頼関係を重視して納得できるまで話し合いを重ねることが普通です。
様々な理由を付けて契約を急がせるということはありません。
契約を急がせる業者は悪質な可能性が高いと見ましょう。
契約についてはきちんと時間をかけて吟味することをお勧めします。
宮崎県南の外壁塗装はフカミナトリフォームへ!
フカミナトリフォームは自社責任施工で無駄なコストをカット!
下請けや孫請けに依頼する際に発生する中間マージンを無くすことで、お値打ち価格を実現しています。
お住まいのリフォームをご検討中の方は、ぜひフカミナトリフォームの無料見積もりをご依頼ください。
他店と比べていただければ、当店のお値打ち価格もご納得いただけるでしょう(^^♪
宮崎市・都城市の外壁塗装・雨漏り修理・屋根リフォーム専門店【フカミナトリフォーム】
−N−