外壁塗装の塗料には種類がある!選び方を徹底解説!
2023.06.05
外壁塗装というと、「何色にしよう」と考えるかと思いますが、塗料も選択しなければなりません。
ほとんどの場合が、お住まいの現状を調査した後に適した塗料を業者がいくつか提案してくれますので、その中から選ぶことになります。
希望の塗料があれば、提案される前に伝えておくのもいいでしょう。
では、塗料にはどのような種類があるのでしょう。
この記事では塗料の種類や選び方について詳しく解説します。
外壁塗装をご検討中の方は、ぜひご覧ください!
外壁塗装で選べる6つの塗料の特徴
外壁塗装では選べる塗料の種類がたくさんあります。
ここでは代表的な6つの塗料の特徴をご紹介します。
アクリル塗料
アクリル塗料は安いのがメリットで、以前はよく用いられていた塗料です。
耐用年数が3年~5年くらいなので頻繁に外壁を塗り替えてイメージチェンジをしたい人に向いています。
ただ、頻繁に工事をするとコストがかさむことも忘れてはいけません。
ウレタン塗料
ウレタン塗料の耐用年数は約5年~8年程度で、ひと昔前にはよく用いられていました。
価格も安くて耐用年数も悪くないという点で優れていますが、防汚性や防カビ性が低いのでメンテナンスが必要になりがちで、あまり使われなくなってきています。
シリコン塗料
シリコン塗料は現在、最も多く用いられている塗料です。
撥水性や防汚性などの機能面のバランスに優れていて、費用対効果が高いからです。
耐用年数は8年~10年程度で、比較的長持ちする点でも人気があります。
ラジカル塗料
ラジカル塗料は最近出てきた塗料で、シリコン塗料くらいの人気が出てきています。
ラジカル塗料はラジカルと呼ばれる塗料の劣化を引き起こす物質の発生を抑える効果がある塗料です。
太陽光の紫外線が強く当たる場所では外壁塗装の劣化が進みやすいですが、ラジカル塗料なら長持ちします。
ラジカル塗料はアクリル塗料をベースにしている製品がほとんどです。
しかし、耐用年数は10年~15年程あります。
防汚性や防カビ性にも優れていて、長持ちするので外壁のメンテナンスコストを下げられる塗料です。
フッ素塗料
フッ素塗料は耐久性が高くて機能面も優れている塗料です。
塗料の価格が高いというデメリットはありますが、耐用年数が10年~15年くらいあり、使用環境によっては20年近くもつこともあります。
外壁塗装の頻度を減らしたいときに最もよく選ばれている塗料です。
無機塗料
無機塗料は鉱物を使用している塗料で、樹脂を使用している一般的な塗料に比べて長寿命で安定性が高いのが特徴です。
耐用年数は15年~20年くらいなので、外壁塗装の頻度を減らす上では最も魅力があります。
無機塗料はひび割れを起こしやすいのが数少ないデメリットです。
モルタルなどの外壁素材とは相性が悪いので、無機塗料を選ぶ場合には塗装業者と相談して適不適を検討してもらいましょう。
外壁塗装の塗料の選び方5つ
外壁塗装の塗料の選び方は着眼点によって大きく5つに分けられます。
ここでは耐用年数・価格・機能性・色・臭いの5つの観点から選び方のポイントを紹介します。
塗料の耐用年数から選ぶ
外壁塗装の塗料は種類によって耐用年数が異なります。
すぐに劣化してしまう塗料の場合には3年くらいでまた外壁塗装をしなければなりません。
しかし、耐用年数が長い塗料の場合には15年以上も再塗装をせずに済む場合もあります。
一般的な住宅に用いられている塗料は10年くらいの耐用年数の塗料です。
ただ、頻繁に塗り替えてデザインの変化を楽しみたいなら耐用年数の短い塗料でも良いでしょう。
外壁塗装が難しい立地の家の場合にはコストを考えて長持ちする塗料を選ぶのがおすすめです。
塗料の価格で決める
塗料は価格で決めるのも合理的です。
外壁塗装にかかる費用は塗料の価格によって大きく左右されます。
外壁の面積に比例して塗料の費用が変わるからです。
広い外壁の場合には塗料価格が少し違うだけで外壁塗装のコストが大きく異なります。
一般的には耐用年数が長い塗料ほど価格が高くなっています。
すぐに外壁塗装をする必要があるけれどお金があまりないというときには、安い塗料で一時しのぎをするのも賢い方法です。
塗料の機能性で厳選する
最近の塗料は機能性を重視した製品が増えてきています。
機能性のある塗料を選ぶと住環境がより良くなるので、希望する機能性のある塗料を選ぶのもおすすめです。
近年人気がある塗料の機能として断熱性と抗菌性があります。
断熱塗料を用いると外壁を通して熱が出入りしにくくなり、冷暖房の効率が上がるのが魅力です。
抗菌性のある塗料で外壁塗装をするとカビが生えにくくなってメンテナンスの負担が少なくなります。
色を比較して選ぶ
塗料は製品によってカラーバリエーションが異なります。
色合いも違うので塗料ごとに同じ色で比較してみると微妙に差があります。
色の微妙な違いは比較してみないとわかりにくいので、色見本をもらって比較するのがおすすめです。
同じ種類の塗料でもメーカーによって色合いは異なります。
外壁塗装ですから屋内ではなく屋外で色見本を見て比較し、理想の色の外壁にできる塗料を選びしましょう。
臭いの強さから塗料を決める
外壁塗装では塗装中にどうしても臭いが発生します。
できるだけ臭いを減らしたいなら水性塗料を選びましょう。
油性塗料は有機溶剤を使用しているため、有機溶剤が揮発したときに臭いがします。
油性塗料は水性塗料よりも乾きやすくて施工を進めやすいメリットがあるのでよく選ばれています。
しかし、臭いの不安があるなら水性塗料にするのがおすすめです。
特に住みながら外壁塗装をするときには水性塗料の方が臭いによるストレスを受けにくくなるでしょう。
「外壁塗装の臭いはいつまで?簡単にできる対策方法とは」はコチラ
外壁塗装の塗料選びで失敗しないコツ
外壁塗装の塗料選びには失敗しないコツがあります。
塗料を選ぶポイントはたくさんあるため、総合的に考えて選ぶのが重要です。
後になって後悔したというケースもあるので、特に押さえておきたい2つのポイントを紹介します。
外壁塗装の頻度を考える
塗料選びでは外壁塗装の頻度に合わせて選ぶのがコツです。
塗料の耐用年数が長くなると塗料の費用も上がっていきます。
一般的には寿命が短い塗料ほど安上がりになります。
ただ、外壁塗装を業者に依頼すると作業費用や足場費用などもかかるため、塗装頻度を減らして長寿命の塗料を使った方がコストパフォーマンスが上がる傾向があります。
頻繁に塗装したいという希望がないなら、コストをかけて長寿命の塗料を使うのがおすすめです。
周辺環境との調和性を考えて塗料の色を選ぶ
塗料の色は外壁塗装ではとても重要です。
周辺環境と調和する色合いの塗料を選ばないと、完成してから「周りに合っていない」という仕上がりになることがあります。
新しい家が多い地域なら明るくて鮮明な色が合いますが、古い街並みの中ではくすんでいて落ち着いた色合いの塗料がうまく調和します。
塗料の色選びで失敗しているケースは多いので、希望の塗料の種類を選んだら色をメーカーごとに徹底して比較しましょう。
宮崎県南の外壁塗装はフカミナトリフォームへ!
外壁塗装の塗料選びを失敗すると、すぐに再塗装が必要になってしまう場合もあります。
塗料の種類ごとの違いを知り、様々な製品で比較しましょう。
フカミナトリフォームでは塗料選びのサポートも行います。
塗料について熟知しているので、どのような外壁にしたいか、今後の塗装計画をどうしたいかといった希望に合わせてベストな塗料を一緒に選びましょう。
ご相談や調査、お見積りは無料ですのでお気軽にお問合せください(^_^)/
宮崎市・都城市の外壁塗装・雨漏り修理・屋根リフォーム専門店【フカミナトリフォーム】
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