沿岸部の外壁塗装は、塩害に強い塗料がオススメ!
2022.11.22
沿岸部にお住まいで外壁塗装をご検討中の方!
今後、安心してお過ごしいただく為に塩害に強い塗料をご紹介します。
住宅は将来に残すことができる大切な財産です。
外壁塗装でしっかりと塩害対策をし、財産を守りましょう!
住宅における塩害とは?どんな症状がある?
塩害とは、海水に含まれている塩分が潮風に乗り、住宅まで運ばれることで生じる現象をいいます。
塩分がお住まいに付着することで、その部分を劣化させる性質があります。
塩害の症状一覧
以下は塩害の症状一例です。
錆び |
金属部分が錆びて茶色に変色する。 金属系サイディングや屋根などに発生しやすい。 |
塗膜の剥がれ |
塗膜が劣化し、剥がれてしまう。 |
ひび割れ |
コンクリート内の鉄筋が錆びて膨張し、ひび割れや爆裂が起きる。 |
色褪せ |
塗装が色褪せてしまう。
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チョーキング現象 |
外壁の表面に粉が浮いてきて、触ると手に粉が付く。 窯業系サイディングやモルタル外壁に発生しやすい。 |
骨組みの腐食 |
塗膜が剥がれることで外壁の耐久性が低下し、構造が腐食する。 |
このように、塩害による症状は様々あります。
症状が発生しているにも関わらず、放置すると深刻な被害になりかねないので、お早目に調査をご依頼ください。
塩害が起こりやすい部材とは
塩害被害が特に起こりやすい部材は屋根・外壁・玄関です。
他、アルミサッシや雨戸、シャッター、門扉といった金属部分も被害を受けやすいです。
使用している外壁材によっても塩害の受けやすさが異なります。
金属系サイディングや窯業系サイディング、トタン、スチールなどが用いられているお住まいは被害を受けやすいです。
樹脂系サイディングは一般的に被害を受けにくいと言われています。
こんな場所にお住まいがあったら被害を受けやすいです
当然、海に近い場所ほど塩害の影響を受けやすくなります。
特に海から5km圏内に住んでいる場合はなんらかの塩害対策が必要です。
ただ、塩害は潮風よってもたらされるものなので、風向きによっては5km圏内でもそれほど被害が生じない場合もあります。
反対に5km圏外でも強い風に乗って塩分が運ばれることもあります。
塩害を放置するとどうなる?
錆びや塗膜の剥がれなどが起きているにも関わらず放置していると、住宅の内部にまで影響を及ぼします。
すると住宅そのものの耐久性が低下します。
建物の被害が内部まで及ぶと、外壁塗装だけでの対処は難しくなり、もっと大掛かりな工事が必要になります。
外壁の張り替え、屋根の葺き替え工事などのメンテナンスが必要になり、費用も高くなるでしょう。
症状が早い段階であれば塗装工事で対処ができます。
塗装工事は古くなったお住まいに塗料を塗るだけの工事ではなく、錆びの除去やひび割れの補修なども行います。
張り替えや葺き替えに比べるとメンテナンス費用は安く済みます。
メンテナンス費用が高額になる前に、塩害に気づいたら早めに対処しましょう。
塩害対策に外壁塗装!オススメ塗料はコチラ!
塩害対策には外壁塗装が非常に効果的です。
外壁塗装は外観を美しくするだけではなく、耐熱、紫外線防止、防カビ・防藻効果、などといった様々な効果があります。
ここからは外壁塗装に使用するオススメ塗料についてご紹介します。
耐塩性・耐久性の高い塗料でトータルコストを抑えましょう
塩害対策には耐塩性や耐久性の高い塗料での塗装が必須です。
塩害が起こる地域では通常よりも塗膜が劣化しやすい為、塗料が持つ本来の耐久性より2、3年は寿命が短くなります。
耐塩性や耐久性が低い塗料で塗装してもすぐに寿命がきてしまいます。
そうなれば頻繁に塗装工事をしなくてはなりません。
何度も塗装工事をしていると、メンテナンスにかかるトータルコストは高くなりますし、手間もかかります。
その為、少し価格は高くても耐塩性・耐久性の高い塗料を選ぶことで、結果的に費用を抑えることができます。
フッ素塗料か、アクリルシリコン樹脂系塗料がオススメ
塗料には遮熱塗料やラジカル塗料、光触媒塗料など沢山の種類があります。
その中でも塩害対策にはフッ素塗料かアクリルシリコン樹脂系がオススメです。
この2つの塗料は耐塩性・耐久性に優れており、通常の一般家庭で用いられるシリコン塗料やウレタン塗料よりグレードが高い塗料です。
シリコン塗料やウレタン塗料は1平米の単価が約2,000円前後です。
それに対し、フッ素塗料とアクリルシリコン樹脂系塗料の1平米の単価は約4,000円前後と2倍も違いがあります。
しかし、30年という長い年月で見るとシリコン塗料・ウレタン塗料は4、5回塗装工事が必要です。
フッ素塗料・アクリルシリコン系塗料だと2回で済みます。
塗装工事は塗料代だけでなく足場代、高圧洗浄代など様々な費用がかかります。
塗装工事をする度にそれらの費用がかかるので、塗装頻度は少ない方がお得ですし、お住まいを長く丈夫に守ってくれます。
無機塗料だとセルフクリーニング機能があります
塩害対策に無機塗料という最新の塗料を使うのもオススメです。
無機塗料は雨水の力を利用して自然に外壁の汚れを洗い流してくれるセルフクリーニング機能があります。
価格は1平米単価4、5,000円前後と高額ではありますが、何もせずに定期的に外壁のお手入れをしてくれるというのはありがたいですよね。
こまめに掃除というのはなかなかできないものですので、セルフクリーニングの力を借りるのは賢い方法と言えます。
塗装工事だけじゃない!耐塩性・耐久性に強い外壁への張り替えもオススメです。
塗装工事より費用はかかりますが、もっと良い塩害対策に外壁張り替え工事もオススメです。
外壁自体の耐塩性・耐久性を向上させることで、塩害に対し、十分な対策ができます。
塩害に強い外壁は樹脂サイディングです。
樹脂サイディングは塩化ビニル製の外壁材なので錆びたり腐食することはありません。
耐性が強いので塩害を防いでくれます。
特徴として塩害による色落ちがしにくい外壁です。
また、ビス留めで張るものなので窯業系サイディングのようにシーリング材を使うことがありません。
シーリング工事をしない分、今後のメンテナンス費用を抑えることができます。
ただ、樹脂サイディングはあまりデザイン性は高くありません。
外観のデザインにこだわりがある方にはあまり向いていないでしょう。
自分でできる塩害対策とは
外壁塗装や張り替え工事は業者でなければできませんが、自分でもできる塩害対策があります。
それは外壁のこまめな掃除です。
外壁についた塩分を取り除くことができれば、塩害を防ぐことができます。
洗い流すことを考えると、防水性が高い塗装をしておくといいでしょう。
ただ、高所の掃除は落下などの事故に繋がる恐れがあります。
掃除が難しい場合や不安な場合は決して無理をしてはいけません。
その場合は無機塗料での塗装でセルフクリーニング機能を利用しましょう。
宮城県南の外壁塗装はフカミナトリフォームへ!
フカミナトリフォームは地域密着店で、地元の特徴を知り尽くしています。
塩害対策の塗装工事も多数行ってまいりました。
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