強風や飛来物によって瓦に割れや欠けが生じることがあります。割れたまま放置すると、他の瓦が破損することがあります。
漆喰は、地震や強風、温度変化の影響で劣化し、割れたり剥がれたりします。
棟が歪んでいる=漆喰が弱ってきている、ということです。放っておくと雨漏りや棟瓦が崩れる原因になります。
日本で古くから親しまれている瓦屋根。
耐久力が高く、長ければ100年以上使い続けることができるといいます。
しかしながら、環境や外的要因で劣化してしまうことは少なくありません。具体的な原因と、その対処法を知って、いざ起こった時に正しく対処できるようにしておきましょう!
しかし、瓦そのものは堅牢でも、これを支える「漆喰(しっくい)」は、雨風や紫外線などにさらされ続けることによって劣化し、雨漏りや瓦のズレ、棟の歪みなどトラブルの原因となることも。
漆喰は、屋根の棟部分を雨風から守り、瓦同士を接着する
複数の屋根面が交差して突き当たる頂部を、棟(むね)といい、棟と屋根面との間に詰められるのが漆喰(しっくい)です。
棟瓦は雨水防止の役割をしますが、瓦は波状の形をしているので隙間を埋める必要があります。
下地には「葺き土(ふきつち)」が使われますが、土が露出している状態では雨に弱いです。
屋根からの浸水を防ぐ為に土の上から漆喰を塗ることで、屋根の棟部分を雨風から守り、瓦同士を接着することができるのです。
しっかり補修を行った漆喰は20年は持ちます。
長く持たせるためには定期的なメンテナンスをしていくことが大事です。
ちょっとしたひび割れでも、放置せずに早めの対処を心がけましょう。
瓦の取り替え
1枚 15,000円〜
割れてしまっている瓦を新しいものに取り替えます。
漆喰詰め直し
1m 5,000円〜
漆喰を詰め直すものです。漆喰の崩れや剥がれなどの劣化が比較的軽微な場合に行われます。
棟の取り直し
1m 10,000円〜
棟瓦(屋根の頂上部分の瓦)を一旦取りはずし、再度漆喰を詰め直して、取りはずした棟瓦を再び設置していきます。
塗装が必要な瓦屋根もあります!
屋根瓦は、粘土瓦とセメント瓦の2種類に大別されます。セメント瓦は上記のメンテナンスに加え塗装が必要となります。
瓦も下地も、屋根全体が寿命のときには葺き替え工事をオススメしますが、日本瓦は耐久性が高いのでメンテナンスコストも安いです。
部分的な修繕で長く使用できるように日頃のメンテナンスを心がけましょう。
当社の無料見積りの際に、ご希望であれば屋根リフォームについても説明させていただきますので、お気軽にご相談ください!