バリエーションの多さ、コストパフォーマンスに長けていて、現在の日本の住宅の外壁材の8割で利用されているサイディング。
窯業系サイディングは、吸水性のあるセメントや繊維質でできているため、表面の塗装膜が劣化してくると雨水を吸収するようになります。
およそ7〜10年おきのメンテナンスが必要となります。
サイディングには、大きく分けて4つの種類があります。
近年の住宅で使用されているもののほとんどが、窯業系サイディングです。
価格帯が安く、デザイン性も豊富なので多くの人に選ばれています。
モルタルに比べ、窯業サイディングは約5分の1、金属サイディングは約10分の1の軽さです。
窯業系サイディングボードは硬質で密度が高いため、耐震性や防火性、遮音性にも優れています。
デメリットとしては防水機能は低いので、表面に塗装することで防水機能を持たせています。そのため、表面の塗膜が劣化すると、雨水などが浸入しやすくなり、夏の暑さ・冬の凍結により収縮と膨張を繰り返すため、「ヒビ割れ」を起こす危険性が発生するのです。
ひび割れ・剥がれ・反り・浮き・ゆがみ
建物の横揺れで起こります。
地震による揺れだけでなく、大型車の交通量の多い道路沿いなどは、日々の振動の積み重ねも影響します。
また、ヒビが拡大すると剥がれてしまいます。そうなると風や揺れなどでサイディングボードが落下してくる可能性もあります。
雨風によって少しずつ水分を吸収したサイディングが、形状の変化を起こします。
水を含むようになったサイディングは膨張収縮を繰り返しますが、乾くときは太陽に当たる表面から乾くため反ってしまいます。
新築時の施工の甘さによる不具合の場合もあります。
劣化によりシーリングのヒビ割れも起こります。
サイディングからシーリングが剥がれている、といった場合は新しいシーリング材を打ち替えるなどの補修が必要です。
シーリング工事についてはこちら
サイディングのヒビ割れも、ヘアークラックと呼ばれる非常に細いヒビ割れは、コーキングで埋めて塗装すればOKです。
しかし、ヒビ割れの隙間が大きいもの(2mm以上)の場合は、状況によってVカット工法という手法で、ヒビ割れを補修していきます。
サイディングは、サイディングボードを釘で固定します。そのため、釘周辺にヒビ割れや剥がれが発生することが多いのです。
ひび割れが起きている部分をカッターや専用の工具でカットします。
この時、V字かU字どちらかでカットしますが、深いところまでひび割れができている場合は、補修材がつきやすくなるためU字カットが効果的とされています。
補修部分をブラシ等できれいにした後に、補修剤が定着しやすくなるようプライマーで下塗りをします。
プライマーの塗布後コーキングをします。
補修剤で隙間を埋め、ヘラで押さえて表面を平滑にします。
隙間がしっかりと埋まったら上から塗装をします。表面の防水処理が寿命や耐久性に影響しやすいです。塗装は補修した部分をカバーする役割をします。
当店は塗装へのこだわりがあります!
下地が傷んでいないことが多いため、そのまま釘やビスで固定します。
すぐに対応でき、これ以上の浮きの予防にもなります。
下地の状態が悪くなってしまっているので、サイディングの張替えによる修理が必要になることもあります。
張り替えによる修理の場合は一度周辺のサイディングを剥がし、新しくサイディングを張り付けていきます。
一部といえど、かなり大掛かりな作業になります。
また、これを行うと、以前のサイディングとの差が際立ち外観が損なわれてしまうため、気になる方は全てのサイディングを張り替えたりもします。
定期的なメンテナンスを行い、余計な修繕・費用がかからないようにすることが大切です。ご相談だけでも喜んでお受けいたしますので、お気軽にご連絡ください!