打ちっぱなしコンクリート外壁は塗装が必要?オシャレに仕上げることはできる?
2023.07.17
打ちっぱなしコンクリートの外壁は現代的でスタイリッシュですよね。
戸建て住宅の他、デザイナーズマンションでも良く用いられます。
そんな打ちっぱなしコンクリートは外壁塗装が必要なのでしょうか。
また、オシャレに仕上げることは可能でしょうか。
この記事ではそんなお悩みを解決します。
打ちっぱなしコンクリートのお住まいの方は、ぜひご覧ください!
打ちっぱなしコンクリートは外壁塗装が必要!
新築の時点では綺麗な打ちっぱなしコンクリートも、時間が経過するとともに汚れや傷みが目立ってきて見栄えが悪くなります。
打ちっぱなしコンクリート外壁はデザインがシンプルなため、汚れや劣化の程度によっては外観の印象が大きく損なわれることも。
そのため、定期的な外壁塗装が必要です。
塗装をすれば新築時と同じような綺麗な状態によみがえらせることができます。
また、外壁の寿命を延ばし、長持ちさせるためにも外壁塗装は必要です。
打ちっぱなしコンクリートは防水性を持たせるため、もともと何らかの塗装が施されています。
しかし、塗装の効果は永遠ではなく、年月とともに効果が薄れていきます。
そうすると、やがてコンクリート外壁に雨水が浸み込むようになります。
雨水が浸み込んだ打ちっぱなしコンクリートは浸食が進み、早々にダメになってしまうことも。
雨水によってカビやシロアリ、雨漏りが発生してお住まいの躯体に大きなダメージが及ぶ事態になれば、お住まいが早々に寿命を迎えることも考えられます。
そのような事態を防ぐためにも定期的に外壁塗装をする必要があります。
外壁塗装をすれば、防水性の効果を回復させることができるからです。
つまり、外壁塗装をするということはお住まいの寿命を延ばすことに繋がります。
塗装方法によって塗装後の仕上がりが変わります!
打ちっぱなしコンクリートは外壁の塗料には、撥水剤・外壁用塗料・専用塗料と種類があり、どの方法を選ぶかによって見た目が大きく変わります。
塗装方法を以下にまとめました。
撥水剤 | 外壁用塗料 |
専用塗料 |
|
使用材料 | ・撥水剤 |
・カラークリアー ・クリアー ・色付き |
・打ちっぱなしコンクリート用塗料 |
材料の色 | ・透明 |
・カラークリアー→半透明(色付き) ・クリアー→透明 ・色付き→豊富なカラーラインナップ |
・打ちっぱなしコンクリート系統の色 |
見た目 |
・既存と同じ見た目 ・光沢がプラスされる |
・カラークリアー→薄く色が付く/光沢がプラスされる ・クリアー→既存と同じ見た目 ・色付き→好みの色/光沢がプラスされる |
・新たに打ちっぱなしコンクリートの模様を付けられる/打ちっぱなしコンクリートの模様を再現する ・光沢がプラスされる |
耐久年数 |
中 |
高 | 高 |
上記の耐久年数はあくまで傾向です。
実際の耐久年数は製品、お住まいの環境などにより異なります。
また、既存の打ちっぱなしコンクリートに施されている塗料によっては、新たに塗装する塗料の選択肢が限られる場合があります。
塗装業者はそのことを見極めたうえで使用する塗料を提案してくれるので、特に心配する必要はありません。
見た目で選ぶ、塗料の選び方
「こんな感じに仕上げたい」とイメージした場合、どの塗料を選べばいいでしょう。
ここでは仕上がり別の塗料の選び方について詳しく解説します。
既存の見た目の風合いをそのまま活かしたい
既存の打ちっぱなしコンクリートの風合いをそのまま活かしたい場合は「撥水剤」または「外壁用塗料(クリアー)」を選びましょう。
どちらも透明の塗料ですので、既存の見た目の風合いをそのまま活かすことができます。
なお、透明の塗料で塗装をすると、打ちっぱなしコンクリートに生じているひび割れや傷も透けて見えてしまいます。
劣化状況によっては塗装前に補修工事を行うこともあります。
劣化症状や補修跡が目立つ場合には別の塗装方法を選択した方がいいかもしれません。
薄く色を付けたい
打ちっぱなしコンクリートに薄く色を付けたい場合は、「外壁用塗料(カラークリアー)」を選びましょう。
カラークリアーは半透明で色が付いています。
カラーラインナップは製品より異なりますが、ホワイトやグレーなどがあります。
例えば、ホワイトのカラークリアーの塗料で塗装をすると、薄い白っぽい打ちっぱなしコンクリート外壁に仕上がります。
好みの色に塗り替えたい
「ベージュにしたい」「ブラックにしたい」と、好みの色に塗り替えたい場合は、「色付きの外壁用塗料」を選びましょう。
製品によってカラーラインナップは異なりますが、様々な色が選べます。
新たに打ちっぱなしコンクリートの模様を付けたい/模様を再現したい
最近では技術の進歩により、新たに打ちっぱなしコンクリートの模様が付けられる/模様を再現できる塗装方法も登場しています。
「打ちっぱなしコンクリート専用塗料」で意匠塗装をすれば模様を付けられます。
新たなデザインにしたい、新築時のデザインをよみがえらせたいという場合はこの工法を選ぶといいでしょう。
艶感をプラスしたい
艶有りの撥水剤、艶有りの外壁用塗料、艶有りの打ちっぱなしコンクリート専用塗料を選べば、仕上がりに光沢をプラスすることができます。
もともとマットな質感の外壁も、艶感のあるコンクリート外壁に仕上がります。
艶は製品によって艶有り以外にも、7分艶、5分艶、3分艶があります。
「ピカピカしすぎては安っぽく見えるかも」という場合は、7分艶、5分艶、3分艶も検討しましょう。
見た目以外に検討したいポイント
打ちっぱなしコンクリートの外壁塗装をする際、見た目以外にも検討すべきポイントがあります。
外壁塗装は1度塗れば約10年はそのままですので、後悔のないようにしましょう。
外壁塗装の耐久年数
塗装がどれくらい長持ちするか=耐久年数は、塗料製品によって異なります。
そのため、外壁塗装の際には、塗料の耐久年数についても比較・検討しましょう。
耐久年数が短い塗料を選べば、再び外壁塗装をする日が早々にきてしまいます。
外壁塗装は塗料だけでなく、足場代や人件費などがかかるため、頻繁に塗装すると費用はかさみます。
塗料の価格が高くても長持ちしてくれれば、しばらく外壁塗装をしなくていいので、トータル的にコストを抑えることができます。
業者選びは非常に重要
外壁塗装の際、何よりも最も慎重に選ばなければならないのが業者選びです。
外壁塗装は誰がやっても同じ仕上がりになるわけではありません。
中には、手抜き業者や悪徳業者も。
美しい仕上がり・塗膜が長持ちする仕上がりにするには、腕の立つ職人に依頼する必要があります。
仕上がりだけでなく、費用も業者によって異なります。
見積もりを取ると、同じ塗料、同じ工程なのに10万円以上も価格が違うこともあります。
また、説明が上手な業者、専門用語ばかりで説明がよくわからない業者、質問をしても明確な答えが返ってこない業者というのもいます。
大切なお住まいのことですから、依頼する業者は慎重に選びましょう。
「フカミナトリフォームが選ばれる理由」は、こちらのページです。
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