「ジョリパットは塗装がいりません」
という話を聞いたことはありませんか?
結論から言えば、塗装は必要です。
耐久性が高いという特徴がありますが、完全にメンテナンスフリーではありません。
「塗装がいらないと聞いたから、何もお手入れしなくて大丈夫!」
と思わず、塗装が必要な『劣化のサイン』が出たら、塗装を行いましょう。
ジョリパットの外壁は「8〜10年に1回」の塗装が必要です。
下記のような症状がジョリパットに出たら、塗装を検討しましょう。
①色褪せ ②コケやカビの発生 ③水切れが悪い ④ひび割れ(クラック) |
これらの劣化症状を放置すると、ひび割れがジョリパット本体にまで起きたり、欠けて欠損が起きたりしてしまいます。
雨漏りや建物の構造部の腐敗が起きる可能性が高まってしまうので、定期的な点検をして劣化症状を見逃さないようにしましょう。
ジョリパットの色が全体的に変わる「色褪せ」があるのなら、塗装をすべきタイミングです。
色褪せは「表面の塗膜の劣化」を表しているので、そのまま放置すると、雨水をジョリパットが吸ってしまいます。
ジョリパットの表面に塗られた塗料は、外壁材本体を雨水から守るための防水機能も果たしているため、重要な存在です。
定期的に色褪せがないか点検し、塗装を行いましょう。
ジョリパット外壁に「コケやカビの発生」があるなら、塗装が必要です。
コケやカビが発生するということは、表面の塗膜が劣化し、防水機能が低下しているということになります。
胞子を飛ばして外壁全体に増える前に、洗浄と塗装を行いましょう。
ジョリパット外壁に発生したカビは、人の体内に胞子が入ればアレルギーの原因にもなります。
外壁の美観を損ねるだけでなく、暮らす家族の健康を害する可能性もあるので、早めに対処しておくのがおすすめです。
雨が降った後、しばらくジョリパット外壁の色が濡れた濃い色から戻らない場合「水切れ」が悪くなっている可能性があります。
通常の状態では、表面に水の玉ができ、すぐにしたたっていきますが、水切れが悪いとそうはいきません。
外壁面にずっと水がある状態なので、いつまでも元の乾いた色に戻らず、塗膜やジョリパット本体に水が浸透していきます。
のちに「コケやカビ」の発生の原因にもなるので、水切れが悪くなった時点で塗装を検討するのがおすすめです。
なかなか自分では気づきにくいですが、1年の中で点検するタイミングを決めて、雨の日の後に確認してみましょう。
0.3mm以下の小さいひび割れがあるなら塗装で修繕ができます。
ひび割れ部分から雨水が侵入して、塗膜やジョリパット本体の劣化につながってしまうので、早めに対処しましょう。
塗膜のひび割れではない0.3mm以上のひび割れは、コーキングで補修ができますが、凹凸のある風合いのジョリパットでは跡がわかりやすくなってしまいます。
綺麗なジョリパットを保つためにも、早めに塗装しておくのがおすすめです。
1mm以上のひび割れがある場合、ジョリパット自体の劣化が進んでいる可能性があります。
ひび割れの範囲が広いのなら、張り替えを検討しなければいけません。
塗装では対応できない状態に分類されるので、住宅のプロに点検してもらった上で、修繕方法を検討しましょう。
ジョリパット外壁の塗装をする際は、次の3つのことに注意しましょう。
①基本的には専用塗料を使う ②高圧洗浄は丁寧に ③塗装経験が豊富な業者へ頼む |
この2つを守らないと、ジョリパットならではの凹凸のある独特の風合いがなくなってしまうことがあります。
風合いを残したいのなら、3つの注意点を守った上で塗装を進めていきましょう。
ジョリパット外壁の塗装には、基本的に「専用塗料」を使うのがおすすめです。
公式サイトに掲載がある専用塗料は3つあります。
1)ジョリパットフレッシュ JQ-800 ジョリパットの風合いを残したまま色替えができる 2)ジョリパットフレッシュクール JQ-810 外気の熱を遮断して、室内の温度上昇を抑える 3)ジョリパットフレッシュ JQ-820 高耐候タイプで、紫外線による塗膜の劣化を抑え、美観をさらに長持ちさせる |
専用塗料を使う最大のメリットは「ジョリパットの風合いをそのままにできる」ことです。
おすすめされていない塗料を使った場合、凹凸がなくなり、ジョリパットならではの風合いがなくなってしまうことがあります。
「せっかくのジョリパットが!」という結末になってしまうので、塗料選びには注意しましょう。
塗料の中には、衝撃に対応できる弾性塗料というものがありますが、ジョリパットには使わないでください。
ジョリパットの凹凸に隙間ができて、内側にこもった熱があたためられて外へ向かう際に「膨れ」ができてしまいます。
膨れができた部分から塗膜が破れてしまうため、ジョリパットが雨水を吸い、外壁材本体が劣化してしまうので注意が必要です。
「使うことができない塗料があること」を頭に入れて、塗装のプロと塗料選びを進めていきましょう。
ジョリパット外壁の塗装前の高圧洗浄は「中程度で丁寧に」行う必要があります。
どのような外壁材でも、汚れを落とすための高圧洗浄は塗装前に必須です。
日本で多く使われているサイディング外壁であれば高圧でも問題ありませんが、ジョリパットは水を吸いやすい性質があるため同じように洗浄ができません。
ジョリパットの特性についてよく知っている業者であれば、気をつけて洗浄をしてくれるとは思いますが、工事に入る前に念の為確認しておきましょう。
ジョリパットの特徴や選ぶべき塗料の選択、高圧洗浄の丁寧さなど、ジョリパットの塗装には「豊富な塗装経験」が必要です。
ホームページやSNSをチェックして、施工事例が多く確認できる業者に依頼しましょう!
当店の施工事例はこちらから確認できます。
宮崎市や都城市でジョリパット外壁の塗装を検討中の方は、是非参考にしてみてください。
今回は「ジョリパット外壁の塗装」についてお伝えしてきました。
「メンテナンスフリー」と言われるほど耐久性が高い外壁材ではありますが『8〜10年に1回』塗装が必要です。
下記のような劣化症状がジョリパットに出たら、塗装を検討しましょう。
①色褪せ ②コケやカビの発生 ③水切れが悪い ④ひび割れ(クラック) |
劣化症状があるか細かくチェックするには、当店の無料点検がおすすめです。
宮崎市や都城市であれば、当店で対応できますので、是非ご利用ください!
宮崎市・都城市の外壁塗装・雨漏り修理・屋根リフォーム専門店【フカミナトリフォーム】
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