2024.04.04
- 都城店宮崎県都城市一万城町40-6
- 宮崎店宮崎県宮崎市宮崎駅東3-5-4小濱ビル1
お客様専用フリーダイヤル
営業時間9:00～20:00 土日祝も対応
健康被害などのニュースで「アスベスト」という言葉を耳にしたことがある方は多いのではないでしょうか。
「うちの屋根はアスベストが含まれているだろうか」「工事は必要？いくらかかる？」と、疑問も出てくると思います。
この記事では有害と言われているアスベストの見分け方や改修方法について詳しく解説します！
大切なお住まいやご家族の健康に為にも、ぜひご覧ください！
そもそもアスベストとは何なのでしょうか。
アスベスト(石綿)は、天然繊維状けい酸塩鉱物で、「せきめん」「いしわた」とも呼ばれています。
一部の化粧スレート、防音材、断熱材、保温材などに使用されていましたが、現在は製造が禁止されています。
耐久性が高いにも関わらず、安価であるということから、かつては建設資材に広く用いられていました。
アスベストはそこにあると直ちに問題になるというわけではなく、飛び散ること、吸い込むことが問題です。
労働安全衛生法や大気汚染防止法、廃棄物の処理に関する法律などで予防や飛散防止などが図られています。
健康被害は多く報告されており、2006年に製造が全面禁止されていますが、それより以前の建物の多くにアスベストが使われていると言われています。
特に戸建ての化粧スレートに使われています。
耐震性が高く安価な化粧スレートは、現在日本で最も普及率が高い屋根材です。
「うちも化粧スレート」ということでしたら、アスベストが含まれているかもしれません。
アスベストの繊維は肺線維症（じん肺）、悪性中飛腫の原因になり、肺がんを起こす可能性があると知られています。
アスベストの健康被害はすぐに出るのではなく、長い年月を経て発症します。
化粧スレートはコロニアル、カラーベストとも呼ばれる屋根材です。
この屋根材の場合は、アスベスト入りであるかどうかを確認しましょう。
3つの見分け方をご紹介しますが、1つ当てはまったからといって確実にアスベストが含まれているとは言えません。
最終的な判断は業者に点検してもらい、確認しましょう。
アスベストが含まれている製品は、2006年に製造が完全禁止されました。
その為、2006年以前に作られた屋根の場合はアスベストが含まれている可能性があります。
だからといって、100％該当するわけではありません。
多くの製造メーカーが、1990年代頃からノンアスベストの屋根材を製造しているからです。
あくまで、2006年以前の化粧スレートだと、アスベストが含まれている可能性がある、という目安です。
アスベストは非常に粘り強く頑丈で、耐久性が高いのが特徴です。
その為、アスベスト入りの化粧スレートは15年以上経過してもひび割れや欠けをほとんど起こしません。
業者に屋根を点検してもらい、状況を確認してもらいましょう。
※屋根に上ることは大変危険な行為ですので、ご自身では上らないでください。
各建材メーカーでは、過去に製造されたアスベスト入りの建材の名前や品番を公表しています。
また、国土交通省のホームページでも確認可能です。
ご自宅に使われている屋根の商品名や品番がわかる方は、チェックしてみましょう。
その建材の製造時期やアスベストの含有量が記載されています。
上記3つの見分け方でもある程度判別することは可能ですが、一番確実なのは、なんといっても業者に屋根を確認してもらうことです。
屋根を1枚剥がし、裏面などに刻印されている品番をチェックします。
フカミナトリフォームでは無料で調査いたしますので、お気軽にどうぞ(^_^)/
では、代表的なアスベストを含む化粧スレートを見ていきましょう。
「うちの屋根はこれかも」というのがあるかもしれません。
ただ、化粧スレートはデザインが似ているので、見た目だけで判断するのは難しいということも覚えておいてください。
・旧クボタ コロニアル
1961～1986年まで販売されていました。
化粧スレートとして代表的なデザインをしています。
ケイミューで現在主流のノンアスベストの屋根材「コロニアルグラッセ」に非常に酷似しています。
・旧クボタ アーバニー
1982～1994年まで販売されていました。
規制を受けてから製造年は新しく、アスベストの含有量が低くっなっています。
・旧セキスイルーフテック かわらU
名前に「かわら」と付くように、瓦を模したデザインで人気が出た製品です。
1975～1990年に製造されたものはアスベストが含まれています。
1990～2007問に製造されたものはアスベストが含まれていません。
ノンアスベストの製品は様々な不具合が確認されています。
「自分の家の屋根もアスベストを含むかも」と不安に思われるかもしれません。
アスベストの危険性はレベル1～3に分類されます。
化粧スレートに使用されているアスベストは、セメントと混ぜて固定されているので、最も飛散の少ないレベル3に分類されます。
極端な劣化や、解体をしない限り、飛散することはありません。
ご自宅の屋根がアスベストを含んでいるからといって、「すぐに撤去しなければ」「もう有害物質を吸い込んでいるかも」と不安になることはありません。
とは言え、化粧スレートのメンテナンスやリフォームは定期的に必要です。
次の項目ではアスベストを含む化粧スレートの対処方法についてご紹介します。
化粧スレートの施工は葺き替え・カバー工法・塗装の3つに分かれます。
・葺き替え工事
今ある屋根を撤去して、新しい屋根材を葺く工事です。
その為、アスベストを含む化粧スレートと完全に離れることができます。
「やっぱり健康被害が報告されているアスベストを含む屋根だと心配」という方にオススメです。
なお、工事の際はアスベストが飛散する危険性があります。
できるだけ破砕しないように慎重に解体し、飛散しにくいよう水を撒きながらの作業になります。
通常より手間や屋根の処分費用がかかるので、費用は割高です。
・カバー工法
既存屋根の上に新しい屋根材を葺く工事です。
現在のアスベストを含む屋根を新しい屋根で覆うので、飛散の心配がほぼありません。
既存屋根の処分費用がかからず、工期も葺き替えに比べて短いです。
ただ、屋根の下地が傷んでいたり、すでに雨漏りを起こしている場合はカバー工法はできません。
その状態でカバー工法をしてしまうと、新しい屋根の下で中がどんどん劣化してしまうからです。
劣化状態によっては葺き替え工事が必要になる可能性があります。
・塗装工事
塗装工事は化粧スレートのメンテナンスで最も一般的な工事です。
アスベストを含む化粧スレートは丈夫で割れにくいので、定期的な塗装をすることで更に寿命を延ばすことができます。
葺き替え工事やカバー工法に比べると、非常に安価です。
屋根のメンテナンスは約10年に1度が目安です。
アスベストを含む屋根かどうかの調査、化粧スレートのメンテナンスなど、屋根のことならフカミナトリフォームへご相談ください。
無料で点検、必要な場合は工事内容の提案、お見積りを行っています。
お気軽にご利用ください(^_^)/
宮崎市・都城市の外壁塗装・雨漏り修理・屋根リフォーム専門店【フカミナトリフォーム】
−N−
非対面でも
お見積り致します！
