建物種別 | 戸建 |
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階数 | 2階建 |
【お問合せのきっかけ】
「雨樋がいろあせてきたので外壁も合わせて傷んでいないか見てほしい…」と、HP経由で無料点検にお問い合わせいただきました。
見積もりまで無料とあったので、安心して申し込みできたそうです。誠にありがとうございます!
【ご要望とご提案】
「外壁全体の印象は気にっているので変えたくない」とのご要望でした。
(そのお気持ちわかります!長く住んできた住宅には愛着がわきますよね。)
そこで、レンガ調の外壁はクリア塗装をすることにしました。
その他外壁は現状よりすこし明るいベージュにして、超高耐久の塗料をご提案しました。
【使用塗料】
レンガ調部分 <耐用年数10~12年>
「ピュアライドUVプロテクトクリヤー」(日本ペイント)
その他外壁 <耐用年数20~30年>
「無機ハイブリッドチタンガード」(ペイントラインジャパン)
コーキングがところどころ細くなっていて、外壁材と外壁材の間に隙間ができていました。白の軒天は、ところどころに薄茶の汚れが付着していました。
クリア塗装をしたのでほとんど見た目は同じですが、コーキングがぴっちり埋まっていたり、軒天の汚れがキレイになっているのがわかります。
屋根に合わせて暗い色で破風板と雨樋を塗装したので、家全体に統一感があります。(あえて違う色にして、アクセントにすることももちろんできますよ)
雨樋はダーウブラウンで塗装し、ツヤのある美しい仕上がりに。
破風板の色は雨樋と合わせました。こうして付帯部を同じ色にすると、家の外観がスッキリして見えます。
矢切は少し黄身がまざったクリーム色で塗装しました。
H様邸は上下で外壁デザインが異なり、下はレンガ調でした。クリア塗装で、元々のデザインを隠さずに施工できました。
まずは外壁塗装の基本、高圧洗浄をします。
弊社ではより汚れが落ちる「バイオ洗浄」を採用しています。
外壁には埃、排気ガス、サビ、カビ、苔、藻、雨だれなど様々な汚れが付着します。キレイな仕上がりのためにも、塗装前に下地を整えることが重要です。
コーキングが劣化して細くなったり、ひび割れている箇所が多々ありました。工具を使って丁寧にはがして行きます。
プライマーと呼ばれる下地材(接着剤のような役割)を塗り、新しいコーキング材と外壁材の密着性を高めます。
銀色の鉛筆のような物の中に、新しいコーキング材が詰まっています。先端から少しずつ出して隙間を埋めていきます。最初はボンドのような質感ですが、乾くとゴムのように弾力がでます。
雨樋は色あせと塗料のはがれが発生していました。「ケレン」というこの工程は、雨樋表面の汚れ落としと、細かな凸凹をあえてつくって塗料の密着性をよくする役割があります。
雨樋はダークブラウンで塗装します。パーツが細いので、ローラーも外壁用より小さいものを使用します。
もう一度同じ塗料を塗ったら完了です。2回塗りをすることで、塗料の膜を厚くします。
(塗料の膜が薄すぎると、早期にはがれる原因になってしまうからです)
続いて破風板も雨樋同様にケレン作業で表面を整えていきます。
雨樋同様ダークブラウンで塗装していきます。外壁がキレイでも、破風板や雨樋がボロボロだとなんだか残念ですよね。そうならないためにも、付帯部塗装では外壁と同じ耐久性の塗料をおすすめします!
2回塗りをして、ツヤのある美しい仕上がりとなりました。
軒天は日中でも影になることが多く、湿気がたまりやすい場所です。そのため、カビやコケも生えやすいので防カビ塗料で塗装し保護します。
軒天は上部にあるので目立たないかと思いきや、結構目につく場所なんです。
ブログをご覧のみなさんも、ご自宅の軒天の様子をチェックしてみてください^^
色は何にでも合う白が人気です!
矢切とは、屋根と屋根が合わさって三角になっている部分やその壁のことです。まずは白の下塗り材を塗ります。既存の外壁に仕上げ塗料が染み込みすぎるのを防ぐ役割があります。
(塗料が染み込むと、色ムラになってしまうため)
既存の外壁より少し明るいクリーム色で塗装していきます。
最後に上塗りをしたら完了です。
フカミナトでは塗装時に塗膜厚を計測し、十分な厚さを確保できているか確認しながら施工していくので、美観が長持ちします!
クリア塗装は、外壁デザインを隠したくない時にとても便利です。
透明な塗料なので耐久性はそれほど長くないですが、お気に入りの外壁は残したいですよね。
クリア塗装は外壁のひび割れや色あせがひどい場合には施工できません。(よけいに傷が目立ってしまうため)
クリア塗装をご検討される方は、外壁がキレイな(築年数が浅い)うちに施工することをオススメします^^
適度なツヤが出て、美しい仕上がりとなりました!クリア塗装は2回塗りが主流ですが、弊社では今回のように3回塗りをすることが多いです。