こんにちは!
今回は塗料の『ゼニスシリーズ』についてご紹介いたします。
ゼニスシリーズには
①ゼニス・ゼニスIR
②ゼニスアクア
③ゼニスルーフ・ゼニスルーフIR
の3種類がありますので、1つずつ特徴をご紹介いたします。
①ゼニス・ゼニスIR
●作業性が高い
1液型弱溶剤塗料に分類されます。
1液型溶剤には、元から塗料を固めるための硬化剤が入っているため、そのまま水やシンナー等の有機溶媒で薄めて使用でき、すぐ固まらないため作業がしやすいという特徴があります。
●過酷な環境においても高い耐久性がある
紫外線や雨、風などの気候条件に強く、長期間にわたって美観を保つことでメンテナンス回数を減らし、トータルコスト削減につながります。
キセノンランプという人工的な光を照射させて行う促進耐候性試験において、他社無機塗料と比べ極めて高い耐候性能を有しているという結果も出ました。
(他社無機塗料が5000~6000時間の照射で、塗替えサインである光沢保持率が30%を下回ったのに対し、ゼニス・ゼニスIRは8000時間を超えても光沢保持率を50%以上に保っていました)
●遮熱タイプ
従来の遮熱塗料に比べ耐候性・遮熱性に優れており、赤外線ランプにおける表面温度(500W)の実験において、通常塗料の表面温度が79℃であったのに対し、ゼニス・ゼニスIRは表面温度70℃までしか上がりませんでした。(ベージュ系塗料)
塗料の遮熱性が高いということは、日光照射による室温上昇を抑えることにつながります。
②ゼニスアクア(外壁塗装)
●優れた耐候性
キセノンランプ照射による試験において、汎用水性フッ素塗料・汎用水性シリコン塗料と比べ極めて高い耐候性能を有しているという結果が出ました。
(塗替えサインである光沢保持率が30%を下回った時間が、シリコン塗料が約2000時間、フッ素塗料が約5000時間であったに対し、ゼニスアクアは5000時間を超えても光沢保持率を65%以上に保っていました。ちなみにこの5000時間の照射は約20年に相当します)
●低汚染性
バイオカット技術の導入により藻やカビ等の発生を抑制します。
市販溶剤形フッ素樹脂塗料に比べゼニスアクアでは色差が半分以下です。
③ゼニスルーフ・ゼニスルーフIR(屋根塗料)
●ひび割れしにくい
従来の無機塗料は外径10mmの曲げ試験でひびが入りますが、ゼニスシリーズでは外径2mmでもひび割れが起きません。
●室温上昇の抑制
ゼニスルーフIRは赤外線を反射するため、透過熱量を下げることができます。
これにより熱劣化を防ぎ、室内温度上昇の抑制効果があります。
いかがでしたでしょうか。ゼニスシリーズについて詳しく知りたい方はお気軽にお問合せください。