台風中に雨漏りが発生したら、慌てずに行動を
こんにちは。フカミナトリフォーム&ペイントの深港です。
今年も台風シーズンに入り、強い風や雨への備えが必要な時期になりました。毎年のように、お客様から「突然の雨漏りで困っている」とご相談をいただきます。私自身、雨漏り診断士として数多くの現場に立ち会ってきましたが、台風中の雨漏りは特にお客様の不安を大きくします。今回は「もし台風の最中に雨漏りが起きたらどうすればよいのか」を、プロの視点からお伝えしたいと思います。
まずは落ち着いて応急対応を
雨漏りが発生すると、多くのお客様が「どうしよう!」と慌ててしまいます。ですが、まずは落ち着くことが大切です。
例えば天井から水がポタポタ落ちてきた場合、バケツやタオルを置いて床や家具を守ることから始めてください。濡れてはいけない大切な書類や電化製品は、すぐに安全な場所に移動させましょう。
そして、雨漏りの近くにコンセントや電化製品がある場合は特に注意が必要です。感電の恐れがあるため、無理に触らずブレーカーを落とすことも検討してください。
さらに、被害の状況をスマホで撮影しておくと、火災保険の申請や修繕時の参考資料として大いに役立ちます。
台風中は無理な修繕はできません
私たちもよく「今すぐ来て直してほしい」とご相談をいただきます。しかし、暴風雨の最中に屋根へ上がることは非常に危険で、二次被害につながりかねません。
そのため、台風中は基本的に応急対応のみ。私たちはご連絡をいただいたお客様から順番に台風後の点検に伺い、必要に応じて応急処置や本格的な修繕を行っています。
「すぐに来られないのか」と心配されるお気持ちはよく分かります。ですが、まずは安全を第一に。台風が落ち着き次第、必ず順番にお伺いしますのでご安心ください。
実際にあったお客様のケース
昨年の台風では、都城市にお住まいのお客様から深夜にご連絡をいただきました。
「寝室の天井から急に雨が落ちてきて、バケツを置いても水が止まらない。どうしたらいいか分からない」と。
すぐに電話で応急対応の方法をお伝えし、台風が過ぎた翌朝に点検へ伺いました。すると屋根瓦が数枚ずれ、そこから大量の雨水が侵入していたのです。応急処置を行い、後日しっかり修繕をして、今では安心して暮らしていただいています。
このように、台風による雨漏りは「突然」発生します。しかし多くは事前の点検や補修で防げるケースも少なくありません。だからこそ私は、普段から「台風が来る前に点検をしておきましょう」とお伝えしています。
プロとしての使命
私は雨漏りの現場を数え切れないほど経験してきました。そのたびに痛感するのは、雨漏りは放置すればするほど被害が大きくなるということです。
小さな染みから始まった雨漏りが、気づけば天井裏や柱まで腐食させ、修繕費が何倍にも膨らんでしまう…。そんな現場を何度も見てきました。
だからこそ、フカミナトリフォーム&ペイントでは「お客様の暮らしを守る」ことを最優先に考えています。台風中に不安なお気持ちを抱えられている方に、少しでも安心していただけるよう、迅速かつ丁寧に対応すること。それが地域密着の工務店としての使命だと考えています。
最後に
もし台風中に雨漏りが発生したら、どうか慌てずに。
まずは応急対応をしていただき、ご家族の安全を最優先にしてください。
そしてその後は、私たちフカミナトリフォーム&ペイントにご連絡ください。必ず順番に点検へ伺い、安心できる暮らしを取り戻すお手伝いをいたします。
地域の皆さまの「困った!」に寄り添い続けること。
それが私の、そして私たちの使命です。