定期的に「モルタル外壁のひび割れ」がないか点検していますか?
玄関の反対側の外壁は、あまり見ることがなく、ひび割れが発生していても気づきにくいですが、定期的に点検しましょう。
モルタルがひび割れると雨水が侵入し、外壁の劣化が進みます。
外壁の劣化が進めば、300万円近くかかる「外壁の張り替え工事」が必要になることもあるので、軽症なうちに補修しておくのがおすすめです。
今回は「モルタル外壁のひび割れの補修方法」についてお伝えしていくので、補修方法を検討する際の参考にしてみてください。
モルタル外壁にひび割れが発生した場合、幅や範囲によって次の3つの補修方法から選択します。
①応急処置(防水スプレー・パテ処理) ②コーキングで埋める ③外壁塗装 |
根本的にひび割れを解決し、雨漏りなどのトラブルを予防するには「プロによる点検」が必要です。
適切な方法を選んでくれますので、お近くの信頼できる業者へ点検を依頼しましょう。
ホームセンターで道具を購入して、自分でできる応急処理は2つあります。
・モルタル外壁用の防水スプレーで、ひび割れを雨水から守る ・ひび割れをモルタル用のパテで埋める |
どちらも簡単に作業できますが、そのまま長く放置するのは危険です。
あくまで応急処置になりますので、早めに業者へ補修作業を依頼しましょう。
少しでも費用を安く済ませたいからといって「高所」での無理な作業はNGです。
高所での補修作業は、プロでも危険を伴うものなので、専門的な知識や経験がない人が行うべきではありません。
自分で応急処置の作業をおこなうにしても、地上から手の届く範囲で、安全を確保した上で作業しましょう。
ひび割れの幅が「1mm以上」である場合は、コーキングを注入して、隙間を埋めることで補修ができます。
場合によっては、U字やV字にカットをしてからコーキングを注入する方法が採用されることもあるので、事前にコーキングの注入方法について業者に確認しておきましょう。
コーキングは、外壁同士や窓枠との隙間を埋めるために使われるものです。
隙間を埋める「水を侵入させないため」の役割の他に、衝撃を吸収する役割も持っています。
外壁は強風やひび割れ、電車の走行音などからの衝撃でひび割れを起こすことがあるので、衝撃吸収の役割は重要です。
ひび割れを悪化させないためにも、プロによるコーキング注入が必要になります。
モルタル外壁のひび割れが「0.3mm以下」である場合は、塗装をすることで補修ができます。
コーキングを注入する必要がある部分は、大きなひび割れを埋めてから塗装をおこないましょう。
塗料は衝撃を吸収できる「弾性塗料」がおすすめです。
ひび割れの再発防止にもなりますので、塗装のプロと相談しながら使用する塗料を決めてください。
外壁塗装をすると、下記のような劣化症状の補修にもなります。
・チョーキング ・色あせ ・カビやコケの発生 |
モルタル自体に防水性はないため、表面に「防水塗料」が塗られており、塗膜が劣化するとチョーキングや色あせなどの劣化症状が起きます。
外壁に起きる劣化はひび割れだけではないので、他の劣化症状への補修も含めて方法を検討しましょう。
外壁塗装の目的は、ひび割れの補修だけでなく「美観を取り戻すこと」にもあります。
近所に新築住宅が建ったり、外壁塗装工事をしたりすると「うちが古く見える・・・」と感じますよね。
そんなモヤモヤした気持ちを解消するのが外壁塗装です。
選ぶ塗料によっては「心機一転」することもできるので、一石二鳥になります。
モルタル外壁のひび割れを放置すると・・・
①コケやカビの発生 ②より深い構造クラックへ ③雨漏り ④外壁全体が弱くなる(張り替えの必要有り) |
このようなトラブルが起きます。
軽症なひび割れを補修するよりも費用が高くなるので「少しでも節約したい方」は、早めに対処しましょう。
ひび割れ部分から雨水が侵入すると、モルタル外壁が雨水に触れる時間が長くなり、湿度が高まります。
湿度が高まることで「コケやカビ」が発生し、見た目が悪くなるだけでなく、モルタルに根を張ってしまうので注意が必要です。
根を張ってしまうと、ひび割れがさらに深くなったり、範囲が広がったりします。
コケやカビは胞子を飛ばし、すぐに増えてしまうので、早めに除去しなければいけません。
表面的な「ヘアクラック」であれば塗装やコーキングによる補修で対応できますが、外壁材としての役割を果たせなくなる「構造クラック」になってしまうと対応が難しくなります。
建物を支える柱や合板まで雨水が侵入するようになると、腐食が起こり、支える力が弱くなるので注意が必要です。
外壁だけでなく建物全体に影響が出てしまう前に、補修をしておきましょう。
ひび割れを放置すると、隙間から雨水が入り、雨漏りが起きることがあります。
すぐに起きるものではないですが、ひび割れを放置することで劣化症状の範囲が広がると、より可能性が高くなるので早めの対処が必要です。
雨漏りが起きると「木材や合板の交換」や「室内の壁紙クロスの張り替え」をしなければいけません。
場合によっては、大事な家具や家電を濡らしてしまうこともあるので、雨漏りが起きる前にひび割れを補修しましょう。
ひび割れを放置すると、コケやカビの発生や雨水の侵入などにより劣化の範囲が広がり、外壁全体が弱くなっていきます。
モルタルの欠損が多かったり、構造クラックが多く見られる場合は「外壁材の張り替え」をしなければいけません。
建物の構造や面積によって金額は異なりますが、300万近くする工事となることが多いです。(モルタルの撤去は割高)
少しでも長く、綺麗で丈夫なモルタル外壁を維持するには「定期的な点検」と「適切な補修」が必要です。
業者の無料点検などお得なサービスを活用して、ひび割れを放置しないようにしましょう。
今回はモルタル外壁のひび割れ補修についてお伝えしてきました。
【補修方法】 ①応急処置(防水スプレー・パテ処理) ②コーキングで埋める ③外壁塗装 【ひび割れを放置すると起こるトラブル】 ①コケやカビの発生 ②より深い構造クラックへ ③雨漏り ④外壁全体が弱くなる(張り替えの必要有り) |
どのような補修をするのが最適か選ぶには「モルタル外壁の点検」が必要です。
当店では無料で点検を実施していますので、宮崎市にお住まいなら気軽にご相談ください。
また、オンラインでの見積もりにも対応しています。
「電話や来店はハードルが高い」という方は、無料のオンライン見積もりをご利用ください。
宮崎市・都城市の外壁塗装・雨漏り修理・屋根リフォーム専門店【フカミナトリフォーム】
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