コンクリート外壁のひび割れやシミは「補修が必要」です。
自宅の外壁にコンクリートを使っている方!前回に補修や点検をしたのはいつですか?
コンクリートは「中性化」や「鉄筋のサビ」など、構造上気をつけなければいけないものが多くあります。
劣化を放置すれば、雨漏りトラブルが起きる可能性も高まるので、10年に1回は補修を行うようにしましょう。
コンクリート外壁のひび割れ補修方法は大きく分けて3つあります。
①外壁表面へ保護剤や撥水剤の塗装 ②補修剤の充填・注入 ③カットと補修剤の充填・注入 |
ひび割れの幅の広さ・深さを細かくチェックした上で、適切な方法の選択が必要です。
そのまま放置すれば、水に弱いコンクリートが雨水に触れて弱くなったり、支えている鉄筋がサビてしまったりするなど、大きい修繕が必要になるようなトラブルが起きてしまいます。
少しでも費用を抑えるためにも、軽症のひび割れの段階で補修をおこなっておくのがおすすめです。
コンクリート外壁の「0.3mm以下のひび割れ(ヘアクラック)」には保護剤や撥水剤の塗装で対応できます。
0.3mm以下のひび割れがあるのは「表面の塗膜が劣化している」サインです。
表面を保護している塗膜が劣化しているのなら「中性化」や「凍害」に気をつけなければいけません。
中性化 |
・強いアルカリ性のコンクリートが、空気中の二酸化炭素に触れることで中性化を起こすこと ・中性化が起きた結果、コンクリートを支える鉄筋がサビてしまい、外壁を支えられなくなる |
凍害 |
・塗膜の水をはじく機能がなくなると、コンクリート表面に長く水が触れることになる ・コンクリート表面や内部の水が、気温差によって凍ったり溶けたりを繰り返し、コンクリートが割れてしまう現象 |
塗膜の健康状態はコンクリートの健康と繋がっています。
雨水を防ぎ、少しでも早く表面が乾燥するように「細かいひび割れがあるな」と思ったら、10年に1回を目安に外壁塗装を行いましょう。
コンクリート外壁の種類は、大きく分けて3つあります。
1)打ちっぱなし 2)塗装仕上げ 3)タイル仕上げ |
塗装やタイル仕上げのコンクリート外壁なら、大事な鉄筋が入っているコンクリートを防ぐ「盾」がありますが、打ちっぱなしは撥水剤だけです。
撥水剤が劣化すれば、コンクリートが空気や雨水に長く触れることになるので、中性化や凍害が起きる可能性が高まります。
コンクリート外壁の美観を崩さないクリア塗装や、打ちっぱなし塗料があるので、補修を行う際にはそちらも合わせて検討してみてください。
0.3mm〜1mmのひび割れがある場合は「コーキング」などの補修剤を充填・注入することで補修ができます。
充填・注入してひび部分を埋めないまま塗装をすると、そこから塗膜の割れや剥がれが起きてしまうので注意が必要です。
表面的な細かいひび割れでなく、0.3mm〜1mm程度のひび割れがあるのなら、パテなどを使ってしっかり埋めて補修しましょう。
1mm以上のひび割れがある場合、その部分を「U字またはV字」にカットした後に、補修剤の充填・注入をおこないます。
カットした際に、内側にサビが起きてしまっているのなら、その部分のカットも一緒に行わなければいけません。
外壁塗装のプロに随時写真を撮影してもらい、自分でも状態を確認しながら補修を進めていきましょう。
コンクリート外壁のシミの補修方法は、次の3つです。
①柔らかいスポンジでこする ②高圧洗浄機で落とす ③外壁表面へ保護剤や撥水剤の塗装 |
シミは美観を損ねる原因となります。
放置すればコンクリートの劣化に繋がってしまうので、早めに対処しましょう。
シミの原因が「表面的な汚れ」であった場合は、柔らかいスポンジで水を使いながらこすることで落とすことができます。
この時に、コンクリートを傷める「酸性の洗剤」は絶対に使ってはいけません。
コンクリートは強いアルカリ性なので、重曹などのアルカリ性の洗剤を使用しましょう。
柔らかいスポンジで取りきれない汚れは、高圧洗浄機で使って掃除してみましょう。
しかし、水圧が強すぎると劣化したコンクリートであれば崩れてしまう恐れがあります。
中程度の水圧で丁寧に洗い、それでも落としきれないようなシミは、外壁塗装のプロに相談しましょう。
無理に落とそうとすると、逆にコンクリート外壁を傷めてしまうので注意してください。
スポンジや高圧洗浄機で落とせなかった汚れは「塗膜が劣化」して、塗膜やコンクリート自体に染みてしまってる可能性が高いです。
表面の水をはじく・防ぐ力が弱まっているので「保護剤や撥水剤」を塗装しましょう。
美観を損なうシミをカバーし、塗膜の劣化も改善できます。
塗膜が劣化すれば、鉄筋のサビやコンクリートの中性化に繋がることもあるので、10年に1回を目安に塗装をしておくのがおすすめです。
打ちっぱなしの雰囲気を壊したくない場合は、クリア塗装や打ちっぱなし塗料というものがあります。
外壁塗装のプロに相談し、シミのカバーと美観の取り戻しを欲張って検討していってくださいね♪
ひび割れやシミはコンクリート外壁の「劣化症状」の1つです。
その他、劣化症状には下記のようなものがあります。
・コケやカビ ・サビ ・変色 |
ひび割れやシミだけでなく、コケやカビなどの劣化症状についても定期的に状況を確認しなければいけません。
劣化症状は「美観を損なう」ものでもあるので、せっかくの綺麗なコンクリート外壁がもったいないです!
自慢のおしゃれなコンクリート外壁を維持できるように、定期的に点検をしましょう。
ひび割れやシミ以外の劣化症状をチェックするには、当店の無料点検の活用がおすすめです。
・お見積もりまで無料 ・点検をしたからといって契約をせまりません ・写真付きの診断書を提出します |
宮崎市や都城市・その周辺のエリアであれば対応できますので、気軽にご相談ください。
今回はコンクリート外壁のひび割れやシミの補修についてお伝えしてきました。
内容は次の通りです。
【ひび割れの補修方法】 ①外壁表面へ保護剤や撥水剤の塗装 ②補修剤の充填・注入 ③カットと補修補修剤のの充填・注入 【シミの補修方法】 ①柔らかいスポンジでこする ②高圧洗浄機で落とす ③外壁表面へ保護剤や撥水剤の塗装 |
ひび割れやシミは「劣化のサイン」なので、塗装やひび埋めなどの補修が必要です。
放置すれば雨漏りやコンクリート自体の劣化に繋がってしまい、修繕費用がかなりアップしてしまいます。
少しでも費用を節約したいのなら「早めの補修」がおすすめです。
当店では無料点検をおこなっていますので、最近コンクリート外壁の補修をしていないのなら、気軽にご相談ください。
宮崎市・都城市の外壁塗装・雨漏り修理・屋根リフォーム専門店【フカミナトリフォーム】
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