外壁塗装で失敗しないための7つのポイント
2022.04.15
「どこの業者に頼んだらいいかわからない」
「前回の塗装で、悪い工事をされた」
「営業がたくさん来けど、本当に塗り替え時期なのか?」
などなどたくさんの塗装工事に対するお悩みを、たくさん耳にします。
お客様が失敗しないための塗装工事に対する基礎知識を身に着けて頂くために、7つのポイントをご紹介いたします。
目 次
その1.職人直営店の施工会社か
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営業会社ではなく、職人直営店の施工会社に直接工事依頼することが大事です!
施工会社にも、外壁塗装に特化しているのか公共事業に特化しているのかを調べてください。このような情報はホームページなどでも充分にわかります。
その2.専門の資格を持った職人、管理者が在籍しているか
施工会社にしっかり、専門の資格を持った職人、工事管理者が在籍しているかどうかです。
やはり、専門的な技術、専門的な知識を持っていると持っていないでは雲泥の差が出ます。 可能であれば、資格証の提示などをしてもらうと安心です。
その3.見積もり前に現場調査を行っているか
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防水機能がしっかりと機能しているかの調査、外壁に浮きなどはないかの打診検査、スコープを使っての既存塗膜調査、サーモグラフィーを使い、外壁温度、泥水していないかの検査、外壁自体の含水率を調べる含水調査、しっかりとした塗装面積の積算。などです。
現場調査時は、優良工事店であれば、必ず屋根にものぼり、しっかりと調査します。このような調査がない業者は、たとえ職人直営店であっても要注意です。
その4.詳細な見積もりを提出する施工会社か
四つ目は、お見積り書の書き方です。
外壁塗装工事 一式 50万円
屋根塗装工事 一式 30万円
付帯部塗装工事 一式 20万円
足場工事 一式 15万円
このような見積もりは完全にアウトです。
優良店ならば、何の材料を、何㎡に対し、何回塗って、工法はどういった工法で塗るのかなど詳細を記載します。塗料は、1㎡に対し、厚みをどのくらい付けて、何㎏塗りなさいと決まりがあります。だから、坪いくらなどという見積もりは考えられません。
外壁塗装工事
下塗り(○○プライマー)100㎡ 800円 刷毛 ローラー塗装
中塗り(○○シリコン) 100㎡ 1200円 刷毛 ローラー塗装
上塗り(○○シリコン) 100㎡ 1200円 刷毛 ローラー塗装
などしっかりと、何の工程で、どの塗料を何㎡に、どうやって塗るのかをしっかりと記載してあるものが優良な見積もりです。
その5.職人の顔が見える施工店か
だって、誰が施工するのか?どんな人が見積もりに来るのか?これがわからない業者さんは、職人直営店とは言えません。
なぜ自社職人直営店が、顔がわかるかというと、必然的に自社の強みになります。なので、スタッフの顔をどんどんと出すようにします。その結果、職人さんの顔、施工管理の顔がわかるわけです。
その6.明示された定期点検のお約束があるか
口約束でする業者はたくさんいますが、書面に書き、しっかりと1年、3年、5年、7年、10年と定期点検してくれる業者さんは優良です。
その7.契約を急いでくる業者でないか
契約を急ぐ、工事着手を急ぐ、このような業者の背景には、キャンセルされたらまずいという心理があるからです。このような業者は、悪徳業者に多い手口ですね。
そして、契約の際に約款に記されている、クーリングオフという、赤文字で記されている部分をしっかり説明しない業者です。この部分は、お客様には契約後でもキャンセルできますよということが記されています。この部分の説明が曖昧な業者は気を付けてください。
これが、失敗しないための基本的なポイントになります。