外壁が汚れるのはなぜ?汚れの落とし方や予防方法をご紹介!
2023.01.16
外壁が汚れていると、気持ちが沈んでしまいますよね。
新築のようにピカピカでいてほしいものです。
「なぜ外壁は汚れるのか。」
「汚れを落とすにはどうしたらいいのか。」
「汚れの予防方法は?」
この記事ではそんな悩みを解消します。
ぜひ、最後までご覧ください(^^)/
外壁材や環境による汚れの原因とは
汚れが目立ちやすい外壁材や環境があります。
ご自宅が以下に該当しないか、確認してみましょう。
・車通りが多い道路沿い・・・排気ガスにより汚れがつきやすい ・北向き、風通しが悪い・・・カビ、コケ、藻が繁殖しやすい ・近くに山がある・・・コケが繁殖しやすい ・外壁の色が白や黒・・・汚れが目立ちやすい ・表面に凹凸がある外壁材・・・ホコリ、汚れが目立ちやすい |
次に、汚れの原因である7つの症状を1つ1つ解説していきます。
①雨だれ
窓サッシの下や換気フードなどの下に筋状に伸びている、泣いているような汚れを雨だれといいます。
これは、雨に含まれるマグネシウム、リンのようなミネラル類などが外壁の汚れと一緒に流れ、下方向へと伸びる汚れができてしまうのです。
雨だれができる場所は同じなので、雨が降る度に汚れが積み重なって濃くなり、どんどん落ちにくくなります。
②塗装の変色
毎日雨風や紫外線にさらされている外壁の塗装は、時間が経過するとともに次第に劣化していきます。
劣化すると変色し、お住まいが古ぼけた印象になってしまいます。
色褪せた状態を更に放置すると、チョーキング現象という症状が発生します。
チョーキング現象は塗膜が劣化しているサインで、白っぽい粉が浮いてくる症状です。
③チリやホコリ
チリ、ホコリはとても小さく細かいので、あまり気にならないものです。
しかし、大量に空気中に漂っているので外壁にも広範囲に付着します。
特に、凹凸のある外壁材にはチリやホコリが溜まりやすい傾向にあり、外壁全体に茶色や灰色を帯びたようなくすみが出ます。
黒っぽい外壁だと目立ちやすい汚れです。
④カビ
日当たりが悪い北側の外壁や、風通しの良くないジメジメとした場所に発生しやすいのかカビです。
日本は特に湿度が高く、気候も温暖な地域が多いので、カビが繁殖しやすい条件が揃っています。
色は黒っぽいものが多いですが、緑や青っぽいものもあります。
カビは放置するとどんどん広がっていきます。
菌糸が外壁の深くまで侵入すると外壁の耐久性を低下させてしまいます。
また、喘息やシックハウス症候群など人体にも悪影響を及ぼす恐れがあるので、放置は厳禁です。
⑤コケ
コケはカビとは反対に日当たりの良い場所を好みます。
湿気が多く、ジメジメした場所に繁殖します。
これはコケが植物の一種であり、光合成を行うからです。
カビとコケを見分ける方法は日当たりの状態を確認するといいでしょう。
近くに山があったり、緑の多い公園があるなど、自然豊かな環境だとコケの胞子が付着しやすく、繁殖すると外壁が常に湿った状態になり、傷みやすくなります。
⑥排気ガス
交通量が多い道路沿いにお住まいがある場合、排気ガスによる汚れが気にされる方が多くいらっしゃいます。
白っぽい外壁だと、特に汚れが目立ちます。
車から出る排気ガスは油分やススを含み、これが広範囲に外壁を汚してしまいます。
汚れの色は茶色や灰色でくすみが出てきます。
⑦錆び
外壁材が金属製の場合、錆びが発生します。
赤褐色の赤錆びは、金属の酸化による腐食現象で、外壁に傷ができるとそこから進行します。
アルミニウムや亜鉛に発生する白っぽい白錆びもあります。
白錆びは金属を腐食から守る作用があるので、見た目は悪いですが外壁の機能にはさほど支障はありません。
外壁の汚れの落とし方
外壁の汚れを落とすには、ご自身で作業するDIYと業者に依頼する方法があります。
DIYで汚れを落とす方法、業者に依頼した際にどのような作業をしてくれるのかを詳しくご紹介します。
DIYでの掃除の方法
DIYなら専門業者に依頼するよりも費用を抑えることができますし、自分のタイミングで作業ができます。
ただ、高い場所での作業は大けがや命に関わる事故に繋がる恐れがあるので、無理は禁物です。
安全な範囲のみ作業を行うようにしましょう。
掃除の工程は以下の3ステップです。
①ホースで高い所から低い所へと水をかけ、汚れを洗い流す ②残った汚れをスポンジに洗剤を乗せて洗う ③ホースでしっかり水をかけ、洗剤を洗い流す |
洗浄の際は、汚れを強い力でゴシゴシと擦らないよう注意しましょう。
塗装を傷め、剥がれてしまう恐れがあります。
また、家庭用の高圧洗浄機を使う場合は水圧を高くしすぎて外壁を傷めないようにしましょう。
同じ場所に長時間水圧をかけないようにしてください。
外壁材の継ぎ目やひび割れ補修をした跡のシーリング部分にも水圧を当てないようご注意ください。
専門業者に依頼すると、どのような作業をしてもらえるのか
専門業者に依頼した場合は足場を組んで高い所まで作業をしてくれます。
足場の周りには飛散防止ネットというメッシュシートや防水シートを設置してくれるので、近隣に水しぶきが飛散する心配もありません。
ただ、業務用の高圧洗浄機は家庭用のものより水圧が強いので外壁を傷める可能性があります。
その為、業者に依頼する場合は塗装工事もセットで行うことをオススメします。
外壁の汚れを予防する方法
外壁の汚れを放っておくのは良くないと思っても、マメに洗浄するのはなかなか難しいですよね。
そこで、なるべく美しさが長続きさせる方法をご紹介します。
①汚れにくい塗料で塗り直す
そもそも汚れが付くというのは、外壁の塗装が劣化しているサインなので塗装工事を検討されることをオススメします。
塗料には種類があり、汚れが付着しにくく、雨が降った時に汚れを洗い流してくれる塗料もあります。
塗装業者に依頼する時は、塗料のカタログに以下のような記載があるか確認するといいでしょう。
・防汚性、防カビ・防藻性・・・汚れにくい機能 ・親水性・・・雨で汚れを洗い流してくれる機能 ・光触媒・・・紫外線が当たるとチリやホコリ、カビ、コケなどの原因を除去する機能 |
②汚れが目立たない色で塗り変える
外壁塗装には汚れが目立ちにくい色というものがあります。
代表的な色としてはグレーやベージュで、チリやホコリ、雨だれなどといった同じような色の汚れが見えにくくなります。
グリーンだとカビやコケが目立ちにくくなります。
反対に、汚れが目立ちやすい色はホワイトやブラックです。
このような色にしたい場合は、特に汚れに強い塗料で塗り変えるといいでしょう。
「オシャレな外壁塗装の色の選び方」については、こちらのページです。
宮城県南の外壁塗装はフカミナトリフォームへ!
外壁の汚れは軽度の場合は洗浄で問題ありませんが、汚れが酷い場合は塗装が劣化している可能性があります。
塗装が劣化していると、いくら洗浄しても、またすぐに汚れが付いてしまいます。
外壁が傷むと雨漏りに発展する恐れもあるので、汚れが目立ってきたら塗装工事をご検討ください。
なお、フカミナトリフォームでは外壁塗装が必要と判断した場合だけ工事をオススメします。
無料で調査を行い、外壁塗装が必要かご案内させていただきます。
調査後のキャンセルももちろんOKですので、お気軽にご相談ください(^^)/
宮崎市・都城市の外壁塗装・雨漏り修理・屋根リフォーム専門店【フカミナトリフォーム】
−N−