2024.04.04
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「タイル外壁のメンテナンスは洗浄のみで大丈夫」
と思って今まで特にメンテナンスをしてこなかった方！
タイル外壁も、他の外壁材と同じくメンテナンスが必要です。
メンテナンスフリーな素材であることは間違いないですが、外壁をつくっているのは、外壁材だけではありません・・・。
そのまま放置していると、外壁の内側や構造部分の腐食が起こったり、雨漏りが発生したりする可能性が高くなります。
今回お伝えしていく「タイル外壁のメンテナンス方法」を参考に、築年数や劣化状態に合った方法でメンテナンスをしましょう。
タイル外壁は、洗浄以外に下記のようなメンテナンスが必要です。
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①割れがあるタイルの交換 ②タイルの接着部分の補修 ③コーキング打ち直し・増し打ち |
目安として「10年に1度」は外壁全体の点検をして、これらのメンテナンスが必要かを判断しましょう。
既存のタイルと同じものが入手できれば、割れがあるタイルの交換が可能です。
タイル自体はメンテナンスフリー素材ですが、大きな地震や台風による衝撃で割れることがあります。
割れた部分から雨水が侵入し、接着部分(モルタルや接着剤)の劣化が進んでしまうため、長く放置するのはおすすめしません。
表面的に何もダメージがなくても、タイルの内側では劣化が進んでいます。
建物としての強さを守るために、可能ならばタイルの交換をして対処しましょう。
タイルを外壁に貼り付けるために、モルタルや接着剤が使われています。
どちらの場合でも、接着力が弱まってくると、タイルの「浮き・剥がれ」が起こってしまうので、定期的な補修が必要です。
タイル自体は丈夫でメンテナンスフリーな素材ですが、接着のために使われているモルタルや接着剤は、雨水や紫外線などのダメージによって劣化します。
特に「モルタル」は、乾燥や湿気の吸収を繰り返すことで劣化が進むので、タイルが浮いて湿度が高まると、さらに状態は悪化するため注意しなければいけません。
強風によって接着が完全に失われ、窓ガラスや車に被害が及ぶこともあります。
タイルが浮いている・剥がれている部分があったら、早めにプロに補修してもらいましょう。
タイル外壁では「窓枠や玄関との間」や「軒との間」にコーキングが施工されています。
コーキングの多くは寿命が「10年程度」なので、ひび割れや剥がれがあれば、打ち直しや増し打ちが必要です。
外壁の内側に雨水が侵入するのを防ぐ役割があるため、ひび割れなどがあると、役割を果たすことができず、雨漏りや構造部の腐食に繋がる恐れがあります。
打ち直しか増し打ちでメンテナンスをして、防止機能が低下しないようにしましょう。
防水の他に「衝撃吸収」の役割もあるので、コーキングが剥がれている状態で、大きな地震や台風による衝撃が加わると、タイルが割れてしまうことがあります。
基本的には頑丈な素材ではありますが、大きな衝撃に完璧に耐えることはできません。
タイル外壁にとって、コーキングは必ず必要なものなので、10年に1度は必ずメンテナンスをしましょう。
コーキングのメンテナンス方法は、大きく分けて2つあります。
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①打ち直し |
・既存のコーキングを撤去し、新しいコーキングを施工する ・増し打ちよりは費用が高い |
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②増し打ち |
・既存のコーキングの上に、新しいコーキングを施工する ・打ち直しより費用は抑えられる ・厚みが充分でないと剥がれが起こる |
選ぶポイントは「コーキングの厚み」です。
コーキングは一定の厚み以上が確保できないと、剥がれが起こってしまいます。
せっかく新しいコーキングを施工したのに、半年〜1年程度で剥がれてしまったのではメンテナンスにかけた費用が無駄になってしまうので、工事前に必ず確認しましょう。
タイルの厚みが厚ければ厚いほど「増し打ち」でも充分な厚みを確保できます。
しかし、多くの場合は既存のコーキングが劣化しているため、打ち直しの方がおすすめです。
コーキングは施工してしまえば、打ち直しをしたのか、増し打ちをしたのか確認ができません。
中には、増し打ちをしたのに「打ち直しをしました」と嘘をついて、打ち直し分の金額を請求する悪徳業者もいるので注意しましょう。
タイル外壁の洗浄の際に注意すべき点は3つです。
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①無理に高い場所で作業しない ②硬いブラシは使わない ③タイル専用の洗剤を使う |
メンテナンスは「基本的に洗浄のみでOK」と言われるタイル外壁ですが、どんな洗浄方法でもOKというわけではありません。
3点に注意しながら洗浄をおこないましょう。
洗浄をする際の大前提として「無理に高い場所で作業しない」ことが大切です。
外壁は地上から手の届く場所から、ハシゴや足場がないと届かない高い場所まであります。
無理にハシゴをかけて洗浄をしていて、転落してしまったら大怪我をして、後遺症が残ってしまうかもしれません。
身の安全が第一ですので、高い場所での洗浄はプロに任せるようにしましょう。
硬いブラシを使って強く擦ってしまうと、劣化している部分からタイルが割れてしまう可能性があります。
柔らかいブラシを用意して、汚れている部分のみ1年に1回程度洗浄するようにしましょう。
タイル外壁専用の洗剤が販売されているので、そちらを使用して洗浄するようにしましょう。
専用洗剤以外で洗浄してしまった場合、タイルの接着性が低下したり、コーキングの剥がれが起こったりすることがあります。
長持ちさせようと洗浄をしたのに、逆にメンテナンスが必要な状態にしてしまっては逆効果です。
ホームセンターやネット通販で購入できるので、トラブルが起こらないよう、専用洗剤を使うようにしてください。
今回は「タイル外壁のメンテナンスは洗浄のみで大丈夫なのか」というテーマでお伝えしてきました。
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【洗浄以外に必要なメンテナンス】 ①割れがあるタイルの交換 ②タイルの接着部分の補修 ③コーキング打ち直し・増し打ち 【タイル外壁の洗浄の注意点】 ①無理に高い場所で作業しない ②硬いブラシは使わない ③タイル専用の洗剤を使う |
タイル外壁には洗浄以外のメンテナンスが必要です。
コーキングや接着剤の寿命は10年程度ですので、10年に1回は点検をおこない、メンテナンスが必要かチェックしましょう。
当店では、外壁の点検を無料で実施しています。
・タイル外壁のメンテナンスが必要なんて知らなかった！
・施工してからメンテナンスをしたことがない
・割れや剥がれがあるので見てもらいたい
このような方は、是非ご活用ください。
宮崎県宮崎市や都城市などで実際に工事を担当させていただいたお宅の「施工事例」はこちらから確認できます。
外壁のメンテナンスを検討中の方は、是非参考にしてみてください。
宮崎県宮崎市・都城市の外壁塗装・雨漏り修理・屋根リフォーム専門店【フカミナトリフォーム】
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