屋根板金工事というのは、あまり聞きなじみのない言葉かもしれませんね。屋根の棟や谷、屋根の先端などによく使われていて、屋根の排水をスムーズにし、雨漏りを防ぐ『雨仕舞い』という重要な役目を果たしています。逆に言うと、屋根の板金に異常があるときは、雨漏りリスクもぐっと高くなる、ということです。
屋根の中で特に目立つのが棟板金。棟は板金でカバーされています。この棟板金ですが、風の影響を受けやすく、強風、台風などで飛ばされることが多々あります。また、サビて穴が開いてしまうと、そこから雨水が侵入し、雨漏りの原因ともなります。棟板金は、貫板という木製あるいは樹脂製の板に釘で固定されています。しかし、寒暖差による膨張、風の影響などで釘が浮いてきてしまい、徐々に釘が浮いてきます。それを繰り返しながら固定が甘くなり、強風で飛ばされるようになるのです。
強風などで棟板金が剥がれてきたら、早めのメンテナンスが必要です。
棟板金のサビは、放置すると雨漏りに直結します!
谷樋(谷板金)は、屋根の雨漏りが発生しやすい箇所の一つです。
使用する釘は、抜けにくいスクリュービスを使用!
貫板も、耐久性の高い樹脂製貫板をご用意!
棟は屋根の中でも一番、風の影響を受けやすいため、棟板金交換の際も高耐久な施工をご提案しております。ガルバリウム鋼板を水を吸わない樹脂製の貫板に、スクリュービスで固定すれば、長期間安心です。棟板金は高耐久な施工をすることで、災害に強い屋根にもなりますよ!
天井の雨染みは結露が原因かもしれません
換気棟で、湿気も夏の暑さも軽減できます!
また、屋根は実は結露ができやすい場所です。家の中の湿気は熱とともに上に登っていき、屋根裏に滞留します。冬などは屋根から伝わる冷気に冷やされ、結露しやすくなるのです。換気棟を設置することで、それらのリスクがぐっと下がりますので、オススメですよ!
屋根の棟は、家の中で最も高いところにあります。風雨の影響を一番受けやすく、また、テレビアンテナが倒れるなどして、傷付きやすい場所でもあります。また、屋根板金が強風で飛ばされた場合は、現在ご加入中の火災保険が適用できます。詳しくはお問い合わせください!
樹木の近くの家は谷樋はゴミがたまりやすくなります
外壁との接合箇所などで雨漏りの原因が多い箇所です
棟板金だけではなく、谷板金、水切り板金もメンテナンスが必要です。谷樋はゴミが溜まりそこから腐食が進んだり、水切り板金は隙間から雨水が侵入し雨漏りが発生することがあります。屋根のリフォームの際、屋根板金の修繕も併せてご提案しております。
非対面でもお見積り致します!